自分の働いていた会社のことはいつまでも気になる。
最近は新型コロナのワクチンや治療薬でマスコミに登場する機会も増え、それはそれでうれしいことであるが、もう一つマスコミを賑わしている「働き方改革」はどうも心配なので投稿させてもらった。
9/22付け日本経済新聞などで報道されていたが、一番心配なのは、「働き方改革」の目玉と思われる「週休3日制」についてである。
休日が増えることによってリスキリング(学び直し)が出来、副業も解禁するとのことであるが、何と言っても給料が8割になるのはいただけない。
そして、2022年度の開始までに、何人の従業員が希望するか(それも本当の意味での希望)だが、もし会社が想定する数が集まらなかった時に、上司からの強制力が働かないかの心配もある。
これは、「シオノギファーマ」への転籍の時にも心配されたことであった。少なくとも労働組合員に対しては、そのようなことが起こらないよう労組執行部によく見ておいて欲しいと思う。
ところで、在宅勤務に対してもひとこと言わせてもらいたい。
在宅勤務は新型コロナの感染拡大防止のために始まった働き方であり、歓迎する労働者もいると思うが、ある雑誌に次のような声が載っていた。
◯20代の労働者「職場での気軽な雑談による情報を得る大切な場を奪われ、仕事に対する上司の評価も見えず、モチベーションが維持し辛い」
◯管理職「部門会議をしても一般職の表情が見えず、反応が読めないので不安になる場合が多い」「業務進捗や状況の把握、部下の評価、中長期の連帯感の醸成が不安で、ストレスが増えている」
同様な状況はシオノギでも起こっているのではないか。在宅勤務の継続は、よーく考えてもらいたいことのひとつである。
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