みなさん、こんにちは。
スペイン政府は早ければ、今年秋から週4日労働制の実証実験を開始します。
テレロ氏によると、スペイン政府は5千万ユーロ(約65億円)の資金を投じて実証実験を実施する予定。約200社の合計3千〜6千人の労働者が実験に参加する見通しです。政府は、企業が週4日、32時間労働制に移行するのに必要な費用のうち、1年目100%、2年目50%、3年目33%を負担します。
スペインではすでに、南部アンダルシア州のソフトウェア・デルソル社が週4日労働制を導入しています。テヘロ氏は「欠勤が減り、労働生産性は上がり、労働者はより幸せになった」と分析しています。
日本政府「選択的週休3日制」検討始める
但し給与1〜2割減も
日本政府も検討を始めています。4/6付「朝日新聞」記事から一部を紹介します。
新型コロナウイルス禍の下での多様な働き方を探ろうと、政府が週3日で働け仕組みである「選択的週休3日制」の導入の検討を始めた。自民党の「一億総活躍推進本部」が近く出す中間発言を受け、6月にもまとめる政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」に反映させることも検討する。自民の推進本部はすでに週休3日制を導入している企業からヒアリングするなどしており、子育てや介護のほか、ボランティア活動への参加などにメリットがあるとする。
一方、週休3日で給与が1〜2割減るケースも想定され、働き手が少ない中小企業などで実現できるかなどの課題も指摘されている。支援措置を適用する案も出ている。
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