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みなさん、こんにちは。
春闘の時期で、シオノギでも2020年賃上げについての職場常会が始まっていますね。
大阪労連(全大阪労働組合総連合)が、1月29日、大阪府庁内で記者会見し「2020年国民春闘勝利!大阪ビクトリーマップ」を発表し、大企業がため込んでいる莫大な内部留保の一部を取り崩すだけで労働者の大幅賃上げが実現し、経済・雇用に大きな波及効果がでることを明らかにしました。
「しんぶん赤旗」(1/31付)から、その内容(概略)を紹介します。
調査したのは、大阪に本社をおく上場・資本金100億円以上の連結法人制度(17年4月〜19年3月)を導入している大企業99社(昨年と同数)で、内部留保の総額は41兆7717億円(前年比4兆462億円増)です。
この内部留保のわずか.1.736%の取り崩しで、そこで働く労働者の月額2万5千円(16カ月分)の賃上げが可能で、そうすれば5025億円が消費に回り、そこから3万3119人の雇用が生まれ、地域経済に与える影響・波及効果も明らかにしています。
大阪労連の嘉満知子事務局長は、記者会見のなかで「大企業の内部留保がさらに積み増し、生産性をあげても労働者には回っていない実態が明らかになっている。春闘では、すべての労働者の大幅賃上げ、8時間働けば人間らしく暮らせる職場と社会の実現をめざして奮闘する」と強調しています。
内部留保が1兆円を超える企業 |
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従業員1人当たりの内部留保額が多い企業(1人当たりの内部留保額) |
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① 武田薬品工業 |
3兆4113億円 |
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① サムティ |
2億2609万円 |
② オリックス |
2兆8131億円 |
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② キーエンス |
1億9578万円 |
③ 伊藤忠商事 |
2兆7821億円 |
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③ 小野薬品工業 |
1億4675万円 |
④ パナソニック |
2兆2919億円 |
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④ 塩野義製薬 |
1億2838万円 |
⑤ 関西電力 |
1兆9169億円 |
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⑤ 田辺三菱製薬 |
1億1713万円 |
⑥ 大和ハウス工業 |
1兆6858億円 |
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⑥ ワキタ |
1億1250万円 |
⑦ キーエンス |
1兆5547億円 |
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⑦ オービック |
1億0782万円 |
⑧ 住友電気工業 |
1兆4435億円 |
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⑧ オリックス |
8679万円 |
⑨ 西日本旅客鉄道 |
1兆2894億円 |
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⑨ 大日本住友製薬 |
7516万円 |
⑩ クボタ |
1兆2350億円 |
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⑩ 日本触媒 |
7371万円 |
⑪ ダイキン工業 |
1兆2277億円 |
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⑫ 東レ |
1兆0369億円 |
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⑬ 積水ハウス |
1兆0033億円 |
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