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労働組合の「速報」を見てびっくりした。
「構造改革」の内容があまりにもひど過ぎる。これまでの労働条件が片っぱしから引き下げられ、
しかも実施時期が10月1日からということで、半年間も前倒しされている。
会社は従業員が「やる気」を失くすようなことを、なぜここまでやるのか!(怒り)
会社は「痛み」が伴っても、「最終的に従業員とその家族の幸せにつながるための取り組みである」
(「速報」1392・4P)と言っているが、本当にそうなのか?
例え一時的には人件費を減らすことで会社の「利益」が上がったとしても、長い目で見れば会社の発
展につながらない。
なぜ、「会社は何とか今の条件を保っていくので、2016年問題を乗り越え発展させていくために、みんなで頑張って欲しい」とならないのか。
会社の経営は赤字でもなんでもなく、利益剰余金(内部留保)も、平成23年3月末(3399億円)か
ら平成24年3月末(3536億円)までに、137億円も積み増ししているではないか。これは従業員み
んなが努力した結果であり、経営が苦しくなった時にその一部を還元すればこのような「従業員のやる
気をなくす構造改革」をしなくてもすむはずだ。
労働組合にも失望した。あまりにも会社の言いなりではないか。
会社との交渉は、もっと経過も明らかにして、組合員の色んな意見も聞いて進めるべきだったのでは
ないか。そうすれば、「シオノギの成長・発展」についても、「締め付ける」だけではない良いアイディアが出てくるはずだ。
組合員が頼るのは労働組合しかないのは自明のことだ。
執行部のみなさんも大変だろうが、今後のためにもっと頑張って欲しい。
契約社員や中間職制の人も期待しているはずである。