山ちゃん
新聞を読んでいて気になる記事がありました。
製薬会社に勤めていて「こんなことまでしている会社があるのか」と残念に思います。
わが社もこんな寄付金や自・公政府への政治献金をしていないでしょうね。
「医薬品承認委員への寄付金に上限」
厚生労働省は1月15日、医薬品の承認審査にかかわる委員が申請側の製薬会社から受け取ることができる寄付金の上限ルールを決めた。
過去3年度(審査年度を含む)を対象に申請会社から年間500万円を超える寄付金
などを受けた場合は原則、審議・議決に参加できないほか、50万円を超えた場合も議
決に参加できない。家族への寄付なども対象。来年度からの運用を目指す。
寄付金問題を巡っては、インフルエンザ治療薬「タミフル」の副作用を同省研究班で検
証した専門家が、製薬企業から寄付金を受けていたことが昨年4月に発覚。同省は公平性
・透明性確保のルールづくりを進めていた。 (毎日新聞他)
今まで、「承認審査にかかわる委員が申請側の製薬会社からお金を貰っていた」なんて。
しかもまだ「寄付金を50万円までなら良い」ことにした。
1円でも貰えば買収されたことと同じなのに、まだ、厚生労働省はいろいろな形で残そう
としています。
厚生労働省だけでなく、国土交通省、防衛省など今の自・公政府の大臣や議員は、自分た
ちの地位を利用して大企業減税法や必要の無い独立法人を造って官僚を天下りさせ、国民の
税金を政治献金の形で還流させています。
いつまで国民に対して偽装するのでしょうか。薬害を生まないためにも、こういった仕組みをただちにやめるべきです。これができない政府なら、国民みんなで変えていきましょう。
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