日本共産党が二つの「提言」発表

日本共産党は、非常事態宣言が解除され、学校の再開と、経済・社会活動の再開にあたって、二つの提言を発表しました。「学校再開にあたっての緊急提言」については、6月2日に自民党に届け、安倍首相に伝達するよう求めました。
 以下にその骨子を紹介します(全文は下記の→こちらをクリックしてご覧ください)。

 「子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために ― 学校再開にあたっての緊急提言」(6月2日)(全文は→こちら)。 

◯学習の遅れと格差の拡大、心身のストレスは、手厚い教育、柔軟な教育を求めている

◯学校の新型コロナウイルス感染症対策が、重大な矛盾に直面している

◯教員10万人増などの教育条件の抜本整備、学習指導要領の弾力化を求める
 (1) 
教員10万人増などの教育条件の抜本的整備
 (2) 
子どもの実態に応じた柔軟な教育のために、学習指導要領の弾力化を

「医療・検査の抜本強化、くらしと営業を守り抜くために ― 感染抑止と経済・社会活動の再開を一体にすすめるための提言」(6月4日)(全文は→こちら)。 

1、感染流行の「第2波」に備え、医療と検査体制を抜本的に強化する
 (1)積極的検査戦略に転換し、経済・社会活動再開のもとでの感染拡大を抑止する
 (2)医療崩壊を起こさない・・・医療、介護、福祉施設への財政支援を抜本的に強化する
 (3)削減されてきた保健所、地方衛生研、国立感染研の体制強化に踏み出す。感染症対策を
    総合的に取り組む疾病予防管理センター(日本版CDC)を構築する

2、新しい自粛要請と一体の補償を ― 急いで必要な支援を現場に届ける
 (1)雇用調整助成金、持続化給付金、家賃支援など、必要な支援を迅速かつ確実に届ける
 (2)子どもと教育、学生など、必要な支援が届かない分野をなくす
 (3)消費税を5%に減税する。緊急に免税事業者を拡大する
3、財源 ― 当面は、国債で手当てし、償還財源は応能負担原則で 

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