はじめに
日本共産党は結びつきのある人たちへ、わが党をより深く知ってもらい、理解を深めてもらいたく、全国各地で「集い」を開いています。
私たちも「集い」代わるものとして、HPを訪問されるみなさんにも日本共産党の理解を深めていただくことで、より支援の力となってもらいたく開設するものです。
このコーナーを閲覧され、疑問や、ご意見をもたれた方は、HPアドレスを通じてのメールや手紙形式等を利用して、反映して下されば、さらに充実してゆけるものと思います。
訪問された方のご意見などを取り入れ双方向でこのコーナーを発展させたいと考えています。
よろしくお願いします。
第1回のテーマ
概要「日本共産党の紹介」シリーズ(1)
科学的社会主義
このテーマを取り上げたのは、日本共産党を知る入り口と言っても過言ではないからです。
以下、「社会科学総合辞典」より、「科学的社会主義」を抜粋して用語の概要を紹介します。
【学説】19世紀のドイツ古典哲学、イギリスの古典経済学、フランスの社会主義の正当な継承者で、人類がつくりだしたすべての「価値あるものの集大成」という特徴を持っています。
【運動】学説を指針として、社会の法則的な発展を促進する――発展が出来るだけ合理的に、また国民多数の利益にかなったやり方で確実に進むように、社会に働きかける所にある、と言う立場を政党として具体化しているのが日本共産党である。この運動の役割は、覇権主義の相次ぐ崩壊と民族自決権の定着、専制支配の敗北と主権在民の民主政治の発展などに示されている。
日本共産党は、科学的社会主義の世界的な運動の発展のために、3つの基準@覇権主義とそれへの追従の傾向の生産、A「共産主義・社会主義崩壊」論との闘争、B科学的社会主義を指針としての取り組みを提唱しました。
【体制】科学的社会主義に立脚した、社会主義の体制はまだ実現されていない。ロシア10月社会主義革命の後、レーニン時代のソ連は、内戦と外国からの干渉、経済的な遅れなど、困難な条件の下でも、民族自決権、社会保障制度、労働時間短縮、男女平等など多くの面で社会主義の体制的な優位性を発揮したが、スターリン以後覇権主義・専制主義、官僚主義の体制に逆転し、ソ連解体に至った。社会主義の本格的な展望は、発達した資本主義国でこそ、試される。
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