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世の中のうごき

「派遣切り」をただすのは政治の責任、大企業の代表を参考人招致に
 

 日本共産党の志位委員長は、2月4日の衆議院予算委員会で日本経団連やトヨタ、キャノ
ン、パナソニックなど「派遣切り」を行っている大企業の代表を国会に参考人招致し、集中
審議を行うよう求めました。


 衛藤予算委員長は「後日、理事会で協議する」としていましたが、その後、2月9日に集
中審議をすることは決まったものの、日本経団連の御手洗会長(キャノン会長)は、「スケジュールが決まっている」などとしており、参考人質疑は決まっていません。
 日本共産党の笠井議員は2月6日の予算委員会理事会で「スケジュールが合わないという
なら、来られる日に呼ぶ方向で調整を」と主張しました。
 ぜひ、実現して欲しいと思います。


 過去、大企業の代表を国会に招致した例として、「しんぶん赤旗」(2/8付)は次の記
事を掲載しています。

 大手石油会社が、1973年の石油危機を「千載一隅のチャンス」などとして便乗値上げ
を行い、その他の大企業も「売り惜しみ」に走って、国民生活に深刻な影響を与ええたが、
1974年に国会は、石油大手20社の社長、三つの業界団体の会長を衆議院予算委員会に
招致し、責任を追及、是正を求めた。
 その結果、企業代表の一人は「利益の還元」を約束せざるを得なかった。

 その時の参考人招致のメンバーは次の通りです。

1974年2月25日

2月26日

2月27日

業界

石油連盟会長

石油化学工業協会会長

軽金属製錬会会長

企業

三菱商事社長

三井物産社長

伊藤忠商事社長

丸紅社長

日商岩井社長

住友商事社長

トーメン社長

第一勧業銀行頭取

住友銀行頭取

東京銀行頭取

日本石油社長

出光興産社長

昭和石油社長

ゼネラル石油社長

共同石油社長

住友化学工業社長

三井東圧化学社長

花王石鹸社長

松下電器社長

大昭和製紙社長

 今後、このような日本共産党の活動や動きを、適宜紹介することにしたいと思います。
 なお、日本共産党に関しては「しんぶん赤旗」(日刊紙:2900円/月、日曜版:800円/月)やホームページ(日本共産党中央委員会)をご覧になることをお勧めします。

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