山田 一
2月5日(月)に大阪城ホールで開かれた志位委員長を迎えての「日本共産党演説会」に行ってきました。
まず元気をもらったのは、翌日の「しんぶん赤旗」の報道によれば、参加者12,000人ということでしたが、あの広い大阪城ホールを埋め尽くした人たちの多さにです。
当日は最初に、4月の「いっせい地方選挙」で立候補する大阪府議会議員と各市議会議員の現職と新人のみなさんが壇上に並び、代表して数人の候補者が決意を述べましたが、困っている人たちを支えたり、助けたりの話や今の国政、地方政治への怒りなど、ユーモアを交えた話に会場も盛り上がり、特に若い女性の立候補者の話には思わず涙ぐんでしまいました。この議員たちの苦労をしながらもがんばっている姿に、二つ目の元気をもらいました。
お待ちかねの志位委員長の話は1月末から始まった国会でのやり取りを交え、柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言、「貧困と格差」問題、憲法改悪問題、野党外交のことなどが縦横に語られました。
大阪府の問題では、箕面・止々呂美地域の山を切り開いてつくるニュータウン開発で(総額985億円で計画通りでも750億円の赤字が見込まれるとのこと)、アクセス道路(813億円)のトンネルを作ったところ水脈が変り、江戸時代から摂津の名所となってきた「箕面の滝」が枯れてしまい、現在では電気ポンプで水をくみ上げる人工の滝になっているとの乱開発の話などなど、これまたユーモアを交えながら語られました。
それぞれの話に「そうだ、そうだ」と会場の参加者とともに拍手をしながら聞き入り、国政でも地方政治でも日本共産党なくして庶民、労働者の生活と平和は守れないなと改めて感じ、三つ目の元気をもらいました。
昨年12月、神戸で開かれた「九条の会」の催しに続いての参加でしたが、ぜひみなさんも近くでこのような催しがあったら参加してみませんか。
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