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私たちの見解

金ヶ崎工場への転勤問題のその後

(パワーハラスメントである面接を直ちに中止せよ!!

  ○関連リンク先







 

  摂津工場202棟の金ヶ崎工場の移転に関しては、本ホームページ“私たちの見解”として
2010
5月に《摂津工場202棟の金ヶ崎工場への移転計画を問う》で「(移転計画の)検討作
業の中で、その工場で働く労働者のことが充分考えられていたのか疑問が残る」ことを提起
しました。

  その後、該当する労働者に対して、「製造部でも転勤があるのはあたりまえ」を前提に労
働者の意見を聞かず一方的に決定した転勤の
ボーダーライン(義務教育までの子供を専ら一
人で見ている人、介護者を専ら一人で見ている人、産業医が判断した人)を基準に、面接な
どで約
30名の労働者のうち、ほとんどの労働者に転勤を認めさせています。

 その中で、家庭の事情など配転を保留している女性たちに対して、転勤を認めるまで執拗に
面接を繰り返しています。面接の中身は、弱い立場の労働者1名に対して会社側は数名で行わ
れ恫喝的な言葉も浴びせられており、精神を破壊する一歩手前まで来ています。

 今行われている面接は、明らかにシオノギのコンプライアンスの中にある「パワーハラスメ
ントの禁止」にも触れる事態でもあり、人びとの生命と健康に奉仕するという会社の方針に
も反するものです。

 会社はこれまでにも、赤穂工場・杭瀬工場の製造部門の収束・縮小、臨床検査部門の売却な
どで退社や移動など会社の命令に従わない労働者に対して、執拗な面接などを行い強制的に
業務命令を出してきました。

 今度こそ、こんな人権無視のパワーハラスメントを許すわけにはいきません。

 労働者の権利(人権)を守る立場である労働組合は、会社側に対して、このような面接を直
ちに止めさせるべきではないでしょうか。