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このあいだ開かれた、労働組合各支部の職場委員会において、来年の参議院選挙で民主党の比例代表候補・川合孝典氏を応援し、シオノギ全体で3,000の支持を集めることと後援会に加入を進めていくとの説明がありました。上部組織である「連合・UIゼンセン同盟」からの要請とのことで強制ではないということですが、前回の選挙時に続くもので、今回は目標数字が非常に大きなものとなっています。
私たちは組合の「政治活動」についてはこう考えています
労働組合は政党からの独立の原則に基づいて、組合員の基本的人権である政党支持の自由、政治活動の自由を全面的に保障するものでなくてはなりません。労働組合が特定の政党や候補者を支持・応援することはこのことから考えて逸脱しています。
労働組合と政党、その関係は?
労働組合は思想・信条に関係なく、組合員の「共通の要求(労働条件の改善・向上など)」で一致し団結して、これを実現させていくための組織であり、特定の政策・理念を実現させることを目的とした政党とは違う組織です。労働組合が政党と協力・共同する場合には、それぞれの組織の性格をふまえ、相互の立場を尊重しながら、共通する目標・要求を実現するために関係をしていくことが大切です。
こうしてみると、今回の場合、そもそも「連合・UIゼンセン同盟」が特定の政党・候補者への支持を要請してきたことに問題がありますが、シオノギの労働組合が今後、組合員に支持などを押し付けることのないようにして欲しいと思います。
このページをご覧になったみなさん
あなたはこうした労働組合の政治にかかわる活動についてどう考えますか。
どんな意見でも結構です。ぜひご意見をお寄せ下さい。