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職場だより

遅くまで働いても残業食が出ないフレックスタイム制  
                                     榊 飛雄馬    

 シオノギ製薬では研究、技術部門を中心にフレックスタイム制を採用している。コアタイム
11:0015:00)を挟んで自分の勤務時間を設定し、1ヶ月の勤務時間が標準時間(17時間
45分×1ヶ月の所定日数)になるように調整しているが、実際の運用を見ていると、8:3017:
00
の勤務になっている人が多いのではなかろうか。

 そのフレックスタイム制では遅くまで働いても残業食が出ない。例えば、11:00に出勤して
22:00まで働いたとしても残業食は出ない。一方、工場などの生産現場ではフレックスタイム制
ではないので、
19:00以降まで働いたら残業食が出ます。(サービス残業していたら出ませんが。)

 もし、普通の勤務の人とフレックスタイム制の人が一緒に仕事をしていて残業になった場合、
一方は残業食を食べられて他方は食べられないということになります。

 同じ労働しているのにおかしいですね。

 18時や19時になったらお腹空きますし、頭の回転も鈍ってくると思います。休憩の時、飴玉や
お菓子、ジュース類で糖分を補給している人もいますが、出来たら一緒に食べられたらと思います。 
 シオノギの方針には「人びとの健康を守るため・・・・」とあります。そうシオノギの従業員も
当然人びとの中に入ります。

従業員の健康を守るためにも、また仕事の効率をあげるためにも、遅くまで働く人には、制度の
区別なく食事が出るようにして欲しい。

 労働組合執行部のみなさん!会社と交渉してください。

 


                     
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